ChatGPTがビジネスを変える！

ChatGPTは大変便利なツールです。使ったことがない方で、英語が苦手な方は、「ChatGPT」とGoogleなどネット検索した時に

「やばい！英語だからどう進んでいいかわからない」

と悩むかもしれませんが、マウスを右クリックして「日本語に翻訳」を左クリックすれば、日本語にすぐに翻訳されます。

「ChatGPT」を試すとすれば、無料で使うことができます。但し、バージョン３．５という無料版であり、2021年9月までの情報を元にしており、最近2年間の変化は入っていません。

最新バージョンである４．０を使いたければ、月額20ドル（月3000円程度）で使えますが、購入希望者が多く、申込から1~2週間かかる場合があります。しかし、情報も新しく、処理が早く、情報の精度があがっているので、ChatGPTを活用したいという方には、お勧めできます。

さあ、まずはChatGPTにトライしていきましょう！

ChatGPTの活用上の注意

インターネット検索と違い、ChatGPTは会話の質問形式で知りたいことを簡単に聞くことができます。ビジネスのことでも、プライベートなことでもです。質問は、大まかなことも、個別の具体的な詳細情報でも質問の仕方に応じて答えてくれます。

但し、世の中のネット情報を集約しており、その真偽を確かめていないことから、『誤情報』でないかと、疑ってかかることも重要です。

先日「茨城県にある日本三公園の一つは何ですか？どのような特徴がありますか？」と尋ねたら、即座に「偕楽園」であり、好文亭という展望茶室を備え・・と瞬時の答えをしてくれましたが、場所が水戸でなく、土浦にありと誤った情報となっていました。

その意味では、➀質問の仕方を熟慮すること、そして②情報をうのみにせず疑ってかかること　などが重要です。ChatGPTへの質問をプロンプトといい、そのプロもいます。まずは、活用に慣れる事です。

ChatGPTへのうまい質問の仕方

ChatGPTを活用するには、質問の仕方が重要であることを述べました。では、どのように質問をすればよいのでしょうか。

ここでは、旅先についての情報を聞くことを例に説明します。

➀何が知りたいのかはっきりさせること。

ヨーロッパで行く価値のある観光地の名所やお土産品を聞きたければ、お勧めを聞いたとして、その目的が思い出づくりなのか、ビジネス目的なのかを明確にすることです。

②前提条件や環境条件を明示する。

コロナ感染や紛争を恐れるならそれらの条件を記して、一人旅なのか、夫婦か友達と一緒かなどの条件をはっきりさせることです。

③質問したい具体的な５W１Hをはっきりさせる。

5W1Hとは場所、時、やりたい目的や内容、予算、場所、その他、具体的に食べたい食べ物や見たいモノなどのことです。

これら質問のポイントで答えを導き、その答えを元に次に具体的な質問をすることがうまい活用の仕方です。

ChatGPTは万能でなく最後は人に頼る

ChatGPTは画期的なAIの進化形であり、これまでの多くの定型業務を人から奪うといわれています。つまりルールベースで行ってきたことは、ほとんどAIで代替できます。

そして、プラグインといって追加のモジュールをつかえば、プログラムの書き上げや、デザインの作成なども人間より、格段に早く正確にできます。ですから、使わない手はありません。

では、人間は何をするのか・・前述したようにルールや標準化できるものは、AIに任せ、人間はChatGPTをうまく使うために人の持つ五感を使い、問題解決のために何がポイントか個別具体的な状況を把握し、解決のための仮説をたてて提示することです。

人間がAIに勝るのは、人間の持つ感性とその感性に基づく判断力、実行力なのです。

AIは人間が作り出した、能力の抜群に高いツールであり、ビジネスでそれを使いこなすに限りは、感性と判断力を最大限に生かすことが大切です。