「要介護者向けデイサービス事業は、機能改善の時代へ」 経営コンサルティング
先日の日経新聞に「サービス付き高齢者住宅(サ高住)」が介護度の高い高齢者の入居が増えているとの記事がありました。これは、本来の重度の介護を要する高齢者の受け皿である特別養護老人ホーム等のベッド数の不足、数万人の待機者の存在の受け入れ先になっているということです。また「サ高住」がビジネスとして成立するために、介護の過剰サービスを提供し、その介護保険の自治体負担額が大きな収入源になっているとのことでした。
本来、高齢者向けの事業は、『豊かな余生の提供』という理念からスタートしてほしい所ですが、経営維持のための過剰サービスは本末転倒の状況にあります。
本日、客先と身体機能改善のために介護予防フィットネスによるデイサービスFC事業の説明を聞いてきました。理学療法士が個別リハビリを行い、シナプソロジーという脳トレを行うなど、機能回復と機能低下防止が主眼でした。一日ぼっと過ごすだけでなく、積極的な身体改善を目指すデイサービスはこれからの主流になります。