中小企業向け経営コンサルティングとは・・
「経営コンサルティングって何をするんですか?」・・時に中小企業の経営者や管理職の方からもこんな質問を受けます。税理士さんなら税務申告、
弁護士さんなら、訴訟など法的解決。といった具合に分かりやすいですが、経営コンサルティングはちょっとわかりにくいと思われています。
「経営課題を解決し、会社を改善することです。」と言えば何となくわかりますが、すっきりしません。会社を起こすときに、経営理論をまず勉強してからスタートする方は、あまり多くないと思われます。それより、「これは売れる!」とか、「この事業をやってみたい」「作るのが好き。それを売りたい。」といった思いから、走り始める方が大多数です。言ってみれば、「習うより慣れろ」で創業したり、親から引き継いで経営者になり、経営理論ありきの方は少ないと思われます。
ですから、中小企業の経営者は、コロナ禍や競合の出現など外部環境の変化や、従業員の高齢化や、資金不足、機械の老朽化といった内部環境の変化から、常に売上・利益の減少の危機に立たされています。そんな時、「こんな手を打ってみたら・・」という経営戦略のアイデア出しや、内部改革でリソースである人・モノ・カネ・情報をどのように活用して新事業の取組や既存事業の管理見直しの計画策定やしくみづくりを行うことが必要です。そんなときの売上・利益のV字回復をお手伝いするのが、経営コンサルティングです。打つ手に困った経営者の方が相談にみえて、「光が差し込む思い」を感じて生き生きと見えることがよくあります。中小企業経営コンサルティングは、”会社の売上・利益の改善と安定化の課題解決そのもの”なのです。
2022年5月15日 代表経営コンサルタント 野澤 周永