GWの人出 WITHコロナ時代の中小企業経営戦略
ゴールデンウィークの人出をみると、様々な制限が解除されたためか、昨年、一昨年に比べ、相当数増えています。
では、中小企業にとって、かつての顧客の賑わいや売上・利益が戻るのかといえば、「すぐには難しい」というのが現実かと思います。
飲食店の様子を外から覗いても空席が目立ち、製造業の現場でお話をきいても、コロナばかりが原因でないにしても、原料高(鉄・木材燃料他)やサプライチェーンの乱れのためか、納品遅れやコスト高で「かつての売上や利益が取れない」という声が多く聞かれます。
この話は、「原因は外部環境にあり、それに左右されている」ということです。外部の環境は、自社にとって好転するチャンスを待つしかなく、自社でどうすることもできません。では、どうするか、「内部環境整備」です。
1.自社製品やサービスのクオリティの向上、
2,WEB戦略はじめブランド構築(知ってもらう)、
そして
3.生産性向上・働き方改革を実現する業務改革(DX化・ICT化)と
4.人・モノ・カネ・情報の経営資源のレベルアップ
です。つまり、WITHコロナ時代の経営戦略は、
厳しい時代に生き残る『内部環境力』のパワーアップにカギがあります。
2022年5月8日 代表経営コンサルタント 野澤 周永