「勤怠管理システムから始める勤務時間管理」働き方改革 経営コンサルティング
御社の業務において、同じ仕事量をこなすためには、生産性向上を図らなければ総労働時間は減らない。その意味では、業務改革の推進による生産性向上が、勤務時間削減のカギではある。しかし、これまでのやり方を否定することの困難さ(これまでのやり方を変えることに対する抵抗感の存在)があるために、仕事のやり方を変え、時間を短縮するには相応の時間を要する。ではどうするか?一つのやり方としては、まず物理的に時間を切ってしまうことが、強引だが方法として一つある。例えば「グループウェアの勤怠管理システムを導入する。そして、全員出退勤時間を打刻せよ!」とする。そして週間残業時間上限を設定し、それを厳守するルールを作る。といった方法がある。タイムカードと違い、打刻時間をサーバーで確認すれば、部下の時間管理もいつでもOKでもある。
電気を消す、帰りの音楽をならすなどの方法もあるが、記録が残る打刻はバッファーがない、打刻して仕事する者もないとは言えないが、長い目では「仕事がまとめられない人」という評価につながり時間短縮の努力をせざるを得なくなる。それは、家庭を大事にするためには、帰宅する理由にもなるので、社員は「豊かさ」に向かうことは間違いがない。改革は急ぎたい、でも打刻による勤務時間管理という「形から入る」のも「働き方改革」の入り口としては「あり」といえる。