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ITコーディネータ協会認定のIT情報新聞「BCN」4月10日号にセンター長野澤のITコーディネーターとしての「企業成功実例」が掲載されました!


企業活性化にITCの妙手
経済産業省「IT経営力大賞」シリーズ・第二弾
湘栄産業(上)<茨城県鉾田市>
テーマ「東京進出を機に『三位一体改革』!」
【担当ITコーディネータ】
担当者:野澤周永(?Vコンサル東京企業戦略センター長)
所在地:東京都千代田区
経緯:元大手ゼネコン建設現場技術者を経て、地方中小建設業会社再建に従事した経歴を持つ数少ない建設業出身者経営コンサルタント。5年前に経営コンサル会社を設立し、現在東京丸の内を拠点に全国の中小企業にチームで経営とITをコンサルティング指導中。
【本文】
 建物施工時に使う足場などを貸し出す仮設資材リース会社の湘栄産業(原澤武夫社長)は、本拠地の茨城県以外に市場を広げるため、3年前に東京営業所(江東区・北砂)を構えた。同社で取り扱う資材は、足場用の手摺や支柱、踏板など約200種類。大きさや用途で分別すれば2000アイテムを超える。「東京進出」は、大手ゼネコンとの取引拡大に寄与した一方、発注、受注、出庫、検収などの作業負担を軽減する必要に迫られる契機ともなった。
 現在のITシステムを導入する以前は、在庫の帳尻が合わないような事態が頻繁に起こっていたと、IT導入で先導役を果たした藤井尚之・リース事業部長は述懐する。「足場を100個貸し出したとすると、返却時には98個しか返ってこないとか、逆に貸し出し数より増えているケースもあった」。景気が順調な時代、顔見知りで馴染みの地元建設会社との取引なら許容範囲だっただろう。しかし、取引量が増えるほどに損害額が広がる危険性があるだけでなく、建設会社や再リースの依頼先との信頼関係を壊しかねなかったのだ。
 「返却される資材の数が合わない」「作業効率を上げたい」――。これらの課題の解決策を見い出すために、2年ほど前から「経営コンサルタント」として同社に関わっていたITコーディネータ(ITC)の野澤周永氏(?Vコンサル東京企業戦略センター長)との二人三脚が始まった。「当初から作業改善のプロセスのなかで『IT改革はその一つのフェーズ』と考え、まずは広大な建設資材の商品ヤード(物置場)の再配置(ハード)や業務オペレーションのフロー(ソフト)の全面見直しとの並行した改革を実施した」と野澤氏。ITの再構築作業は、全体の作業フロー改善と密接に関連づけ、いまも動いている。
 現ITシステムに移行する前、湘栄産業では、東芝製の管理パッケージをクライアント/サーバー環境で利用していた。だが、ISDN回線を使ったダイヤルアップ方式だったため、「通信費用がかさむだけでなく『建設業用』として入れたものの、使い勝手も悪かった」(藤井部長)。このため、東京営業所との連携性を視野に入れて、Webシステムへ移行することを決定した。東芝製のシステムが慣れたUI(ユーザー・インターフェイス)だったことから、これをベースに作業効率を上げるための新システムを構築する目的で、元情報技術者である藤井部長自身の企画開発で地元ITベンダーへのアウトソーシングにより新システム作りに着手するも、マンパワー不足から新システムはバグだらけ。野澤ITCとの様々な検討の結果、新システムを他の県内ITベンダーの手でリニューアルするという、紆余曲折を経た。デバッグ(バグ除去)を施し、オリジナルの資材管理システムが2年前に稼働している。新システムでは、Excelベースの帳票に発注数量を記載してメールで同社へ送ればCSVファイル化して連携でき、自動処理が可能になった。
 同社の試算によれば、システム導入前後の比較では、作業負担を20%軽減できた。野澤ITCが作業手順をマニュアル化したことで、「どのようなITシステムの構築を目指すべきか判断できた」(藤井部長)という。         (つづく)
リンクhttp://www.computernews.com/bcninfo/simenDM.htm

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